「オジさん」 ~その4~

これは、 良いオジさん の話です。(笑)


先月末から、今月にかけて、
我がアパートの 玄関ドアのみ が新しくなりました。


ドア交換は、一日で済んだのですが、
その前後に、別の業者のオジさんが来て、
玄関前のコンクリートを直すことが始まりました。

ウチのドア交換する前は、
別の部屋の玄関前を一人でコツコツ直していました。

ウチは、ドア交換が終わってからやります、
と 挨拶にも来てくれました。

いかにも かわいい おじいちゃん です♪




オジさん 改め おじいちゃんは、
家が留守の間でも、黙々と作業しているようです。

毎日、少しづつ道具や材料が、玄関前に置かれていきます。


ある日、仕事を終えて帰宅すると、
玄関前のコンクリートが出来上がっていました。
でもまだ、乾燥しなくてはならない状態です。

この日は雨が降っていたこともあり、
コンクリートの上には、板が置いてありました。

両脇にブロックを置き、
その上に板を乗せ、
コンクリートには付かないようになっていました。

その翌日、休みで家に居たところ、
おじいちゃんが訪ねてきました。


板を指差し、
「ここに足を乗せてくださいね」
と説明してくれました。


 そんなことは、見ればわかるよ~

と思っても、かわいいおじいちゃんに私は言いません。



それは言わないけど、違うことを言いました。


『おとうさん、このブロックなんですけど~、
ちょっと見てもらっていいですか~?』


そう言って私は、おじいちゃんを家の裏に誘導し、
エアコンの室外機のある場所へ。

我が家の室外機の足場に使っていたブロックが、
片方、粉々になっていた。


『ブロックじゃなくても何でもいいんですけど、
何か代わりになるものないですかね~?』


と言うと、おじいちゃんは、

「ほーほー、そうかそうか。
これは大変だな~。」

と和やかに聞いてくれた。



ひとしきり説明を終え、あとはおじいちゃんに任せた。


しばらく雨が続いた数日後。。。

おじいちゃんの作業している工程が見えてきた。


室外機を覆っている木製のカバーがよけられ、
近くに置いてあった自転車も動かされ、
おじいちゃんの仕事道具が置いてあったりした。



そして、また私が休みの日。。。

私が壊れた自転車を直しに行こうと思い、家を出ると、
おじいちゃんが外に居た。


『おとうさん、自転車なんて直せませんよね~?』


そう言うと、

「どーした、どーした?」

と言って、自転車を見てくれた。




壊れたと思ったのは夜で、
それから一度もまともに、自転車を見てなかった私。
チェーンが外れたのかな~ くらいにしか思ってなかった。


すると おじいちゃんは、

「ほーほー、そうかそうか。 これだな~。」

そう言って、チェーンに絡まっていた紐状のものを取ってくれた。
それによって、おかしかったチェーン部分も直り、
あっという間に自転車は動いた。


直った♪


ただ、何かの紐が絡まっていただけだったのだ。


『おとうさん、天才!!』


私は、叫んだ。




この時、自転車屋へ行こうとしていた私は、
直った自転車に乗って、近くのコンビニに行った。

缶コーヒーと大福などの甘いお菓子を買って来て、

『おとうさん、ちょうど15時ですよ~。
本当はビールとかお酒がいいかもしれないけど、
我慢してコーヒー飲んで、休憩してくださいよ~。』



おじいちゃんは、ニコニコしながら、

「ほほー、では ごちそうになるかな~。
いやいや、すみませんね~。
あなたも一緒にどうですか?」

と言ってくれましたが、
私はその後、車に乗り換えて、パチンコへ行きました。



2時間後、帰宅すると、
室外機の下は、ブロックが置かれ、
室外機カバーも元に戻され、
散乱していた雪かき道具も、きちんと整頓されていました。



この かわいい おじいちゃん のおかげで、
玄関前は、綺麗なコンクリートになり、
室外機の下は、ブロックで安定し、
おまけに自転車まで直っちゃいました!



本当に 良い おじいちゃん でした♪


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